ニホンジカの解説
本州にいるニホンジカは大きくても100kgほどで、本州では1年で20〜30kg、2年で30〜40kg、3年で50kg前後まで育つ。同じ種類ですが北海道にいるエゾシカは2倍ほどの大きさになります。
以下はニコルさんの本から引用しますが、<メスは5月下旬から7月上旬にかけて出産期を迎え、1頭の子供を産む。メスは母親と母系的な群れを作るが、オスは1〜2年で母親の元を離れ、他のオスと行動を共にする。メスの初産年齢は2歳、オスは3歳頃に性成熟する。オスはナワバリのために戦い、勝ち抜いたものがメスの集まるところにナワバリを構える。交尾期は9月下旬から11月で、妊娠期間は約230日>とのこと。
ニホンジカは群れを作る習性から、よく鳴いて、よくしゃべる動物です。危険を知らせ合う、ナワバリを確認する、威嚇するなど。ピィユーという口笛のような鳴き声と、ウォーオーという叫びのような鳴き声があります。
シカ肉の特性
肉の質ですが、子鹿と成熟したシカとは違い、オスとメスでも少し違いがあります。
生後1年ほどの子鹿の肉は、柔らかく、淡白な味わいがあります。また、メスの肉はオスに比べると匂いが少なく、柔らかい傾向にありますが、これは個体の年齢、捕獲された地域、捕獲時期にもよりますので一概には言えません。
いずれにしても飼育された食肉とは違い個体差が大きいため、1匹1匹の違いを料理に生かすことが鹿肉をおいしくいただく秘訣かもしれません。